金婚式
posted in 日々のこと |両親が50回目の結婚記念日を迎えました。
本当は二人に旅行でも、と思っていたのですが
残念ながら二人とも体調すぐれず。。
(なにせ二人合わせて155歳ゆえ…)
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で、姉家族と合わせてささやかながら祝いの品と
食事でお祝いをしました。
(食事代は逆に父に払って貰っちゃいましたが…^^;)
記念に…と贈ったのは、一位一刀彫の 『 高砂人形 』。
祝言物として有名な「高砂」は、世阿弥作の能の名曲。
物語は、九州阿蘇の宮の神主友成が高砂の浦で松の下を清めている老夫婦に出合い、“高砂”、“住吉”という二本の名木とされる松が「相生の松」と称されるいわれを聞くというもの。この老夫婦は尉(じょう)と姥(うば)で、高砂、住吉の松の精。「高砂」は、昔から祝儀の席でうたわれ、祝言の席でも、『高砂や、この浦舟に…』と、うたわれてきました。この尉と姥を、長寿の夫婦の象徴として嶋台にのせたものが高砂人形。
関西では結納品とされていて、私も結納のときに頂戴しましたが、私のは木目込(いわゆる生地を木目込み、衣装を着せているような感じになっている)。
今回プレゼントしたのは飛騨・高山の一位(いちい)の木を使った一刀彫。一切色付けされておらず、自然の木目が美しい。時が経てば経つほどまた風合いや光沢が変わり、更に深みが増す。
家での談笑の後は皆で京料理のお店へ。
ここは父の知人の店でもう何十年も通っている。
(ちなみにここで私は結納をしました)
このお店はお料理もさることながら、調度品が超一流!
平山郁夫や上村松園、棟方志功や、もう数え上げたらキリがない。
(数年前に泥棒にごっそり持っていかれたとのことですが)
通されたお部屋には 呉春 の 老夫婦のお軸が。
(多分、会食の内容を聞いて、両親のためにご用意くださったようだ)
ちょっとした気遣いだけど、嬉しい。。![]()
お料理はこれまたおめでたいように色々と工夫して下さっていた。
桃の節句が近いので、お雛様の仲睦まじくかわいい器で先付け・八寸が出てきました。
お造りはピンク色の鯛の器で。
この後に出てきたお吸い物はもう抜群!のお味でした。
超堪能。ご馳走さまでした。
父は長年の糖尿病の上、4年近く前に白内障の手術の失敗で片目の視力を失い、腰もひざも悪く、
母は18年前に大病を発症し、長い入院とリハビリ、そして何度かの入退院を繰り返しいつどうなってもおかしくないと言われ続けている。
そんな二人の、
杖をつく父の腕につかまりながら母が寄り添って歩くうしろ姿を見て、
笑い、泣き、ケンカしながらも、
半世紀も共に生きてきたというのはどういうものなのだろうと思う。
積み上げてきた時の重さを感じる。
そして
どうかどうか、
いついつまでも二人仲良く“尉と姥”のように長生きして欲しいと心から願うのでありました。